陰影のある家です。暗く高い吹き抜けを見上げる空間の中で少しの孤独感の中で思いを巡らす時間を与えてくれます。
吹き抜けを突き抜ける大きな行灯の照明が家全体をほのかに照らすしかけです。下の書斎から見上げると、上昇感のあるその行灯のまわりを階段が囲んでいます。家族の間に壁も扉もなく、身を寄せ合う感じを表現した家です。総工費は1550万です。